おおさかユニオンネットワーク総行動の日、国際教育社前でゼネラルユニオンが抗議行動

11月28日、大阪ユニオンネットワーク総行動デーが開催された。一般組合員が参加し、企業に対して団体交渉応諾や契約更新、ハラスメントの中止などを求め、さまざまな職場の本部で抗議行動を行った。

15:00、活動家グループは国際教育社(ILC)本部に向かい、組合員を支援し、契約更新を要求するためにスピーチとデモを行いました。ILCが突然、当該組合員の5回目の契約を更新不可に変更し無期雇用契約の資格を喪失させたため、ゼネラル・ユニオンはILCを裁判所に提訴しました。ILCは、4年連続で更新可能な契約を結んできた組合員の無期雇用契約による雇用保障を拒否したのです。

これがILCに手渡された要求書です。私たちがこの不当な解雇に対して一歩も引かないことをILCに伝えるため、読んで拡散してください!

申入書

私たちおおさかユニオンネットワークは、大阪府下の様々な労働組合によって構成されている協同組織です。

当ネットワークに加盟しているゼネラルユニオン所属のJ.A組合員が貴社によって理不尽な雇止めを受け、この件は現在、大阪地方裁判所において係争中であると理解しています。

この事件において貴社は、無期雇用を目指して勤勉に勤務していた同組合員の5年目の契約更新についての団体交渉において、交渉終結の確認を行なった直後に突然、「契約は今回限り」という項目を一方的に契約書に新たに書き入れられました。

この行為は、今日社会的な要請でもある有期契約労働者の雇用安定を趣旨とする無期雇用転換制度への敵対であるとともに、労働組合法によって使用者の義務として課されている団体交渉の誠実応諾義務の否定です。

おおさかユニオンネットワークは、労働組合と労働者が持つ法的権利の否定を一切許さない立場から、貴社がJ.A組合員への雇い止めを撤回し、同組合員が被った損害を賠償し、本件の速やかな解決に向かわれることをここに申し入れます。

以上
おおさかユニオンネットワーク
代表 西山 直洋