NOVAの人権侵害を許さない!

11月 8, 2023

NOVAの英会話講師が、大阪弁護士会人権擁護委員会へ人権救済申立を行いました。

NOVAの講師は、病気で1日休むだけでも医師の診断書の提出が就業規則によって義務付けられています。体調が悪くても、無理をしてでも、新型コロナウイルスに感染していても診断書を取るために病院を受診しなければなりません。例えばこうです。

Aさん:「職場で38.7度の熱が出たので帰宅を申し出た。上司は診断書を要求した。私は新型コロナウイルスに感染しているのではないかと心配で、診断書(3500円)、診察料と薬代(2000円)に加えて、新型コロナウイルス検査(8000円)も支払った。これは当日の給料を失った上であった。」

Bさん:「ある土曜日、私は下痢をした。私はインストラクターのマネージャーから、医師の診察を受け、その診察を証明する書類を入手する必要があると告げられた。そう告げられたとき、私の主治医の診療所はすでに閉まっていて、翌週の月曜日まで開いていなかった。その頃には、予想通り下痢は治っていた。だから、医者にかかる必要はなかった。仮に受診したとしても、医者は何も治療することはなかっただろう。その結果、その月の手当はなくなった。」

ただし、この規程は、雇用講師のみに課せられた義務であり、NOVAで働く正規職員にはそうした規程はありません。

NOVAはその理由を、「手当支給における正当性の判断をするにあたっても必要」、また「契約更新、注意や処分を適切に判断していくためにも必要」、そして「理由のない欠勤ではないかを確認していくためにも必要」と述べています。要するに、「病気だと嘘を言って休まない様に医師の診断書が必要だ」と主張しています。許されません。

あの!NOVAは今でもこのような重大な人権侵害を行っています。労働者の団結した力でこうした深刻な人権侵害が行われている現実を一つ一つ解決していきましょう。

闘うNOVAの講師たちへの支援を呼びかけます。