語学産業に広がる労働問題とその解決に向けた動き

4月 15, 2026

— 語学産業独立支部(LII)定期大会より —

5月17日に予定されているゼネラルユニオン全体の定期大会(AGM)に向けて、各支部の定期大会が始まりました。語学産業独立支部(LII)でも大会が開催され、語学業界で働く労働者が現場の課題について意見を共有しました。

今回の議論で特に多く挙げられたのが、無給労働や労働時間の不透明さに関する問題です。
授業準備や事務作業、勤務地間の移動、各種イベントへの参加などについて、労働時間として扱われていない、あるいは明確な基準が示されていないケースが複数報告されました。

これらの問題は特定の企業に限られたものではなく、契約形態や勤務地を問わず、業界全体に共通する課題として認識されています。また、評価制度や契約条件の不透明さが、結果として賃金や雇用の安定性に影響しているとの指摘もありました。

こうした状況の中で、個々の労働者が単独で対応することには限界があるという認識も共有されました。同時に、情報共有や相互のつながりを通じて、課題を可視化し、改善に向けた取り組みにつなげていく必要性が確認されました。

今回の大会では、課題の整理にとどまらず、今後それらにどのように対応していくかについても議論が行われました。誰がどのように関わり、どのタイミングで行動に移していくのかといった点が、今後の重要なテーマとなります。

語学業界における労働環境の改善には、現場の実態を踏まえた継続的な対話と取り組みが不可欠です。

ゼネラルユニオンでは、こうした課題についての相談や情報提供を受け付けています。語学業界で働く方で、同様の問題に直面されている場合は、お気軽にご相談ください。