ISE英会話を大阪労働委員会へ提訴しました!

7月4日、横浜で英会話学校を運営しているInternational School of English(ISE英会話)を労働組合法に違反する不当労働行為で大阪府労働委員会へ提訴しました。


ISE英会話では、昨年10月に3名の労働者、そして今年2月に3名の労働者が GUに加盟しました。言うまでもなく、職場の労働環境を改善するためです。特に、有給休暇などの労働基準法を守ること、社会保険、雇用保険の適用することを要求しました。


これに対してISE英会話の社長は、こうした組合員を一人ずつ呼び出して、「あなたが参加したグループ(GUのこと)は、あなたが思っているようなものではありません。調べた方がいいって言ったでしょう。基本的に総会屋と同じレベルなんだよ。総会屋を知らない人は、ゆすりたかりの会社みたいなものだ。」とGUを批判する発言したのです。


また、「評判も良くないので、彼らとは話しません。そのため、私たちの弁護士に介入してもらっています。」と発言し、3月以降、私たちとの団体交渉を拒否し、すべての権限を弁護士事務所に委任しました。


6月に行ったISE英会話の代理人弁護士との団体交渉で、「社長のこうした発言は明らかに不当労働行為だから、そうした発言を撤回し謝罪せよ」と要求しましたが、あろうことか代理人弁護士は「不当労働行為ではないから、謝罪しない」と私たちの要求を拒否したのです。こうした代理人弁護士の発言を受け、大阪府労働委員会への提訴に踏み切りました。


労働組合法第7条3号は「労働者が労働組合を結成し、若しくは運営することを支配し、若しくはこれに介入すること」を禁止しています。組合員に向かって加入している労働組合を誹謗中傷することは、法が禁止している「支配・介入」に該当します。まぎれもなく労働組合法第7条3号違反です。


労働者の権利、労働組合の権利を一つ一つ確立していくことが、私たちの任務です。ISE英会話と闘う仲間に、温かい支援と連帯を寄せてください。