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https://generalunion.org/wp-content/uploads/2024/05/Doshisha_News_7.pdf
近づく学校法人同志社との団体交渉
法違反是正の約束か争議の拡大か
ゼネラルユニオンは学校法人同志社に対して、違法な従業員代表選挙の是正を含む6つの要求を提出し団体交渉を申し込んでいます。間もなく回答が届き、要求と回答に基づいて団体交渉が開催されます。私たちは、同志社が自ら法違反の是正と諸問題の解決に取り組まれることを願っておりそのためには協力を惜しみません。しかし、同志社がこれらに消極的・否定的であれば、争議の拡大と激化は不可避です。ゼネラルユニオンは、和戦いずれに対しても準備を整えています。
同志社国際学部国際部で先月、ゼネラルユニオン組合員が従業員としての権利の行使を学校側に妨害されるという不当労働行為は発生しました
同志社国際学院国際部では、従業員すべてが理事会に参加できることができます。しまし2月、理事会に参加しようとしたゼネラルユニオン組合員は、学校長らによって排除されようとしました。あからさまな組合敵視行為=不当労働行為です。同志社国際学院国際部は既報(issue #4)の通り、昨年、団体交渉での合意事項を確認書にすることを拒むという不当労働行為を既に行なっています。学校法人同志社と同志社国際学院国際部が支払うべき代償は更に大きくなりました。
学校法人同志社の下にある学校は、間もなく「未払残業代支払請求」を受けることになります
学校法人同志社の下にある多く学校は、これまでお知らせしてきましたように法的に有効な「残業協定」が存在していません。ですからこれらの学校は、1日8時間を超える分の労働に対しては、3年間遡って割増残業代を支払う義務があります。ゼネラルユニオンの呼びかけと協力によって、間もなく学校には未払残業代の請求が届きます。学校が支払を拒めば、この件は労働基準監督署に持ち込まれることになります。
2月14日に今出川キャンパスで、3月11日に同志社香里中学校・高等学校の門前で、ゼネラルユニオンと支援労組による抗議行動が行なわれました
ゼネラルユニオンは労使者の法違反是正と改善を求めています。そして、各地での抗議行動を継続するだけでなく、裁判を含むあらゆる闘いの形態を取り入れて前進します。同志社で働いておられる方々はもちろん、同志社から遠く離れた場所におられる方々でも支援のお気持ちを闘いの力に変える工夫を重ねながら闘いを進めます。