アルティア・セントラルは、京都で生活できる賃金を払え!

京都府教育委員会は、ALTを直接雇用しろ!

9月24日、アルティア・セントラルとの団体交渉を行いました。要求は、
1. 月給を21万円から25万円に引き上げること
2. 契約完了ボーナスを月給1ヶ月分とすること、などです。

そもそも、京都で月21万円では暮らせません。最低25万円は必要です。ボーナスも、2年前は18万円でしたが、今年は6万円です。米5キロが4000円台という物価高の中、派遣会社アルティア・セントラルは労働者の賃金を引き下げています。

しかし、代表取締役社長は団体交渉には姿を表さず、弁護士を盾にALTの生活を犠牲にして会社の利益を最優先する姿勢に終始し、私たちの要求を拒否しました。人を働かせて金儲けをする派遣会社の本性そのものですが、問題はそれだけではなく、そうした派遣会社を教育現場で利用している教育委員会の側にも大きな問題があります。

ゼネラルユニオンは、こうした状況を変えていくために、京都府議会に対して「陳情書」(別紙)を提出しました。これを受け、京都府議会の文教常任委員会では、派遣ALTの雇用、賃金問題が議論される予定です。また、京都府教育委員会との交渉も行う予定です。

私たちは何よりも派遣ALTとして働く組合員の生活の安定、雇用の安定のために、あるとあらゆる手段を使って闘い続けます。そして、そのことは京都府立高校における英語教育を充実させていくことにつながると確信しています。