―ある職場の経験―
ある専門学校にあるゼネラルユニオンの組合員たちは、不合理に低いボーナスについて何年も是正を求め続けてきたが実現してこなかった。
そこで今年は「もっと行動しよう」と決め、組合員それぞれが要求の実現を求める手紙を経営者に書き、みんなで事務所に赴き、組合の要求と手紙を直接手渡し、「これからも必要に応じて来ます」と告げた。
その後会社から組合に連絡があり、「ボーナスの件については何らかの解決を図りたい」との意思が伝えられた。
最終的に、これまで拒否され続けてきた、不合理に低いボーナスについての要求は、関係者が納得する形で解決に至った。
組合が諦めずに要求を続け、組合員がこれまでにない行動を行なったことが成果をもたらしたのだ。