私は以前からゼネラルユニオン(GU)を通じて無期転換制度について学んでおり、勤務年数の条件を満たしたら、家族のためにもぜひ利用したいと考えていました。
実際に申請できる時期が近づいた頃、必要になってから慌てることのないよう、事前にGUへ相談しました。また、勤務先の人事部にも確認を取り、大学として無期転換をどのように扱っているのか情報を集めました。
その中で、自分がキャンパスで最初に無期転換を申し込む教員になるかもしれないと分かり、正直、不安もありました。法律上、会社は申込みを拒否できないことは理解していましたが、実際にどのような対応をされるのかは分からなかったからです。
同じ大学で働くGU組合員の教員2人も加わり、私たちはGUを通じて大学に問い合わせを行いました。無期転換制度について大学はどのような方針なのか、申請した場合の労働条件はどうなるのかを正式に確認してもらうためです。私自身もGUの組合員であることを明らかにし、組合から問い合わせてもらうことで、より正式な形で確認したいと考えました。
私たちが特に心配していたのは、無期転換後に給与が据え置かれ、それまで5年以上続いていた定期昇給が止められてしまうことでした。
大学からの回答は、「昇給を続ける」とも「続けない」とも言い切る内容ではありませんでしたが、GUはその回答を踏まえて問題ないと判断しました。
その後、人事部へ申請に行くと、担当者は私たちが何のために来たのかをすぐ理解していました。GUが用意した申込書ではなく、大学所定の様式を使ってほしいと言われ、その書類に署名して提出したところ、手続きは問題なく完了しました。
それが勤務6年目の始めのことです。そして7年目の契約からは、契約期間の定めのない無期労働契約となりました。無期転換後も毎年の昇給はこれまでどおり続いており、その他の労働条件も変わっていません。
無期転換は、とても大きなメリットがある制度だと思います。もちろん、「無期契約になれば絶対に解雇されない」というわけではありません。しかし、勤続年数に見合った適切な扱いを受けやすくなり、雇用の安定にもつながります。
また、毎年1年契約を更新する働き方には、実生活でもさまざまな影響があります。例えば、住宅ローンやその他の融資を受けようとしたとき、「年度末に契約更新されなければ仕事を失う可能性がある」という状況では、安定した雇用を証明するのは簡単ではありません。そうした意味でも、無期転換は多くの人に検討してほしい制度です。
もちろん、今回の手続きでGUに相談し、大学への問い合わせを依頼したことが、どの程度結果に影響したのかを断言することはできません。それは誰にも分からないことです。
ただ、私自身は、最初にGUを通じて大学へ確認してもらったことが、最も良い進め方だったと感じています。対立するのではなく、制度について確認し、お互いに理解を深める形で話を進めることができました。その結果、私たち組合員だけでなく、大学にとってもGUとの前向きなやり取りになったのではないかと思っています。そして、そのことが今後にも良い影響をもたらしてくれることを期待しています。
無期転換を検討していますか?
ゼネラルユニオンでは、無期転換の申請をサポートしています。申請をご希望の方は、ぜひGUの無期転換申込書をご活用ください。
無期雇用契約申込書:https://gu.generalunion.org/UTCapp
