大学・専門学校労働者の権利のためにゼネラルユニオンが立ち上がる

ゼネラルユニオンは、派遣会社や専門学校を通じて雇用される人々を含む、大学・専門学校部門の労働者の権利保護の最前線に立っています。大阪大学、宮崎国際大学、国際教育社(ILC)、山口学園に対する進行中の裁判は、高等教育における公平な待遇と雇用の安定に対する私たちの取り組みを示しています。

これらの事例はいずれも、無期雇用契約の確保から年齢差別との闘い、不当な給与カットへの挑戦まで、大学・専門学校の労働者が直面する重要な問題への取り組みです。大阪大学では、長年勤務している非常勤講師を「独立自営業者」として誤まって処遇していることに異議を唱えています。宮崎国際大学では、60歳を超えたの労働者に対する不当な給与カットに反対しています。専門学校に教師を派遣する派遣会社であるILCは、雇用の安定を脅かす突然の契約変更について責任を問われています。

また、専門学校である山口学園に対しても、無期雇用契約にもかかわらず、組合員の勤務時間と給与を70%以上も大幅に削減したことに対して訴訟を起こしています。この闘いは、長期雇用者への不当な扱いや雇用契約の誤用に対する私たちの闘いを浮き彫りにしています。

ゼネラルユニオンは常に対話による解決を求めていますが、必要に応じて複数の道筋を通じて正義を追求する準備も整っています。訴訟は、ストライキ、労働委員会への申し立て、ピケッティング、デモンストレーションと並んで、私たちの戦略における強力なツールの一つです。私たちは誠実な交渉は常に歓迎しますが、必要な場合には断固とした行動を取る準備もできています。

私たちのこうした姿勢は、大学、専門学校、またこれらに関連する雇用主に明確なメッセージを送っています:問題を効率的に解決するために誠意ある交渉に臨むべきだということです。しかし、対話が失敗した場合、私たちは教育部門における組合員の権利を守るために、法的措置を含むあらゆる手段を用います。

高等教育における公平な待遇と雇用の安定のための闘いを続ける中で、私たちはすべての機関に対話の価値を認識するよう呼びかけています。私たちの目標は、直接雇用か派遣かを問わず、すべての大学・専門学校の従業員にとって公正な職場を作ることです。私たちは、交渉であれ法的道筋であれ、大学・専門学校の労働者の権利が尊重され保護されることを確実にするため、これを達成することに全力を注いでいます。