ゼネラルユニオンは2024年のハイブリッドシンポジウムを開催します。12月1日日曜日14時から、Zoomまたはエル・おおさかで開催される日本における移民労働者の権利に関する重要な議論にどなたでもご参加いただけます。参加を申し込んでいただくと、このイベントまたはZoomリンクに関する情報がメールで送られます。
日本は移住労働者に選ばれる国?
出入国管理及び難民認定法の改正に関する議論
12月1日日曜日 14時
エル・おおさか 9012号室 または Zoom
英語・日本語通訳あり

中井雅人は労働法、入管、名誉毀損に焦点を当てる弁護士です。日本労働弁護団、大阪労働者弁護団、大阪弁護士会人権擁護委員会国際人権部会(部会長)のメンバーです。大阪入管職員による暴行事件や名古屋入管での被収容者死亡事件に携わってきました。
中井氏は、永住者資格の取り消しに関する法改正について講演します。年金、国税または地方税の「意図的な」滞納、入管法違反によって永住資格を失う可能性があります。これは、常時在留カードを携帯していないことで資格を失う可能性があり、日本のすべての移民労働者に広範な影響を及ぼします。
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井上幸雄は福岡市出身の活動家で、現在NPO法人「移住者と連帯する全国ネットワーク」の運営委員を務めています。教育委員会での30年の経験があり、日本とインドネシアの学校で働いた経験があります。技能実習制度における労働者の権利のために幅広く闘ってきました。彼は、ほとんど訓練を提供せず、労働力不足に直面している日本の産業に安価な労働力を供給するために設計されていると批判されている同制度内の労働者が直面する困難について講演します。この制度の労働者は雇用の最初の2年間は職を変える自由がなく、家族を呼び寄せることも許されていません。雇用主によって制度が悪用され、従業員は解雇されれば国を去らざるを得なくなるのではないかと恐れています。

サイモン・コールはイギリス国籍を持つ日本の永住者で、大学の非常勤講師です。ゼネラルユニオンの創設メンバーとして、30年以上にわたり移住労働者の権利擁護に取り組んできました。大阪弁護士会での講演に続き、出入国管理及び難民認定法の改正が永住者にどのような影響を与えるのか、またそれに対して何ができるのかについて講演を行います。
