国際労働者デーが近づいてきた。世界中の労働者のたゆまぬ努力と連帯と集団行動によって勝ち取られた勝利に思いを馳せる時である。日本では、労働組合が公正な待遇や賃金の改善、雇用の安定を求める最前線で奮闘してきた。
株式会社国際教育社では、組合員が困難に直面した。雇用主が無期雇用契約を申し込む権利を回避しようと、この権利取得に必要な在職期間に達する直前に解雇しようとしたのだ。組合は迅速に行動を起こし、この不公正に法廷で異議を申し立てる訴訟を起こした。この姿勢は、義務逃れの抜け穴を探す使用者から労働者の権利を守る上で組合が果たす重要な役割を浮き彫りにしている。
一方、同志社大学や大阪大学のような教育機関でも使用者側が法的手続きを利用して職員に無期雇用契約を結ばせないようにしているため、組合員たちの間で同様の闘いが繰り広げられている。これらの大学は、日本の教育界における公正な労働慣行を求める現在進行中の闘いの象徴的な例となっている。
しかし、こうした困難の中にも祝福に値する勝利がある。ベルリッツと京都インターナショナルスクールでは、ゼネラルユニオン組合員間の連帯により、それぞれ2.5%と3%の大幅な賃上げが実現した。これらの成果は、団体交渉の力を浮き彫りにし、労働者が団結すれば労働条件と生活の具体的な改善を確保できることを示している。
国際労働者デーを記念して、日本中、そして世界中の労働者の回復力と決意を称え、連帯と団結、そして職場における正義のための継続的な闘いへの決意を新たにしよう。私たちは共に、すべての労働者が尊厳、尊敬、公正さをもって扱われる未来を築くことができる。5月1日、東京・日比谷公園で10時から、または大阪・中之島公園で13時30分から行われるメーデー・イベントに参加し、日本中、そして世界中の労働者との連帯を示し、分かち合おう。
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