ゼネラルユニオンの力の源は団結と集団行動にあります。労働者が性自認やその他の個人的特性を理由に差別や軽視を受けると、すべての組合員のための労働条件改善と公正な待遇を求める闘いの力が弱まってしまいます。当組合は職場における権力の不均衡に立ち向かうために存在しています。組合員が同僚労働者に対して差別的な行為を行うことは、使用者が労働者の団結を分断するために用いる戦術と同じです。このような行為は、労働者の組織としての当組合の団結力と有効性を損ないます。すべての労働者は、職場においても当組合においても、尊厳と敬意をもって扱われる権利があります。トランスジェンダーの組合員、あるいは他のいかなる組合員に対する差別的な行為や発言も分断を生み、使用者に付け入る隙を与えます。これにより当組合の交渉力は損なわれ、労働者の権利を守る能力は弱まります。「一人への侵害は全員への侵害」という原則を当組合は堅持します。これは単なるスロ―ガンではなく、効果的な労働運動のための実践的な必要条件です。組合内で差別を容認することは、すべての組合員のための労働条件改善と公正な待遇を求める闘いを自ら損なうことになります。当組合は、すべての組合員が差別やハラスメントを受けることなく、組合活動に完全に参加できる環境を維持することを約束します。この約束は抽象的な理念からではなく、労働者の団結がすべての組合員の利益を前進させるために不可欠であるという理解に基づいています。