Month: October 2019

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労組周辺動向 No.72 2019年10月18日現在

労働組合に関係がある法律をめぐる動きや裁判での判決、闘い、国内外の統計や情報など、現在と今後の組合活動にとって直接・間接に必要、有益と思われる情報を掲載します。 隔週発行です。 今号の最注目記事は1-(1)と2-(2)。公立学校教員の異常な長時間労働の最善を求める声が高まる中、政府は変形労働時間制の導入を法制化することを決めた。だが、野党や過労死した教員の遺族、現役教師などからは「教員の見せかけの労働時間を減らすだけで、実質的な業務量は減らない」と反対の意見が示されている。

リーフレット「育児・介護休業法の概要」が5か国語で

リーフレット「育児・介護休業法の概要」が日本語、英語、中国語、ポルトガル語、ベトナム語で公開されている。 自分で読むとともに、いろんな国から来ている労働者達に知らせ、権利を理解してもらうために活用しよう。 リンクから閲覧・ダウンロードが可能。 メールアドレス:union(@)generalunion.org 日本語Facebook : www.facebook.com/GeneralUnionJP 英語Facebook : www.facebook.com/GeneralUnionJapan

朗報―ベルリッツで組合員の給与その他の労働条件の改善が実現

10月12日(金曜日)、2019年の労働条件に関する団体交渉が終結し、会社と組合とは労働協約を締結した。 ベルリッツで現行の勤務評価に基づく賃上げシステム以外での賃上げが行なわれるのは初めてである。 今回の合意は範囲が限定され、適用の対象となるのは業務評価の対象となってこなかったか、あるいは現行賃金体系の上限を超えていた一部の組合員ではあるものの、それでもこれまでの「賃上げは勤務評価のみに基づく」原則を、組合はついに突き崩したのだ。

NOVA、名古屋地裁で完敗―判決:「『独立自営業者』は労働者である」

●「独立自営業者契約」を結ばされた組合員達を「労働者」と認定 ●労働基準法に基づく年次有給休暇取得権侵害への損害賠償を命令 ●社会保険への加入義務懈怠への損害賠償も命令 ●「40レッスン教師」の社会保険加入資格を認定 2016年に6人のゼネラルユニオン組合員がNOVAに対して起こした裁判への判決が、9月24日に名古屋地方裁判所で言い渡された。

労組周辺動向 No.71 2019年10月4日現在

労働組合に関係がある法律をめぐる動きや裁判での判決、闘い、国内外の統計や情報など、現在と今後の組合活動にとって直接・間接に必要、有益と思われる情報を掲載します。 隔週発行です。 今号の最注目記事は3-(2)。日本で働く外国人労働者の数が増加し続ける中、これらの労働者と一緒に来日する子供達が学習の機会と支援を十分に与えられていない実態が明らかになりつつある。しかし未だに半数の自治体ではその実態把握さえなされていない。日本社会を支える不可欠の存在である外国人労働者とその家族への適切な対応は、日本社会自身の未来に関わる問題である。。