YMCAにおける差別行為

「私たち日本のYMCAは、イエス・キリストにおいて示された愛と奉仕の生き方に学びつつ、世界のYMCAとのつながりのなかで、 次の使命を担います。私たちは、一人ひとりの人権を守り、 正義と公正を求め、喜びを共にし、痛みを分かちあう社会をめざします。」(「日本YMCA基本原則」より) 大阪YMCAは、イエス・キリストの教えに従って事業活動を行うことを趣旨とする準宗教団体です。公的にはYMCAは差別とたたかうという方針を掲げていますが、実際には、女性従業員そして外国人従業員に対する機会均等の必要性に対処できていない「父系社会」となっています。

西宮市教委の外国人講師が賃下げ撤回とまともな雇用を求めて一斉スト貫徹

ゼネラルユニオン西宮市教委支部は2001年の結成以来、西宮市教委の数々の法違反を摘発し、契約更新回数制限撤廃や雇用保険加入などを実現してきた。しかし、組合がますます強くなっていくのを嫌悪した市教委は、新制度の小学校からは講師の直接雇用をやめ、「業者への業務委託」を強行してきた。

契約・就業規則・協約・団交・スト

雇用契約 雇用契約には、業務内容・時間、休憩・賃金・退職など、明文化すべき事項が労基法15条で規定されている。その反面、「口頭での契約も有効」との解釈もあり、これでは「言った言わない」のトラブルは必至である。そのため採用時には、必ず雇用契約を確認し、よく内容をチェックしてから、サインをしよう。一方、使用者には「労働条件通知書」を労働者に手渡すことが義務づけられており、これらは後日の証拠として保存しておくべきである。【職安の紹介状・、求人募集の広告・賃金明細なども保存しておいた方が良い】

労働組合法

組合作り・不当労働行為 「日米英語学院での組合づくりの教訓」 個人の労働相談を解決する方法は,組合作りにある.職場で仲間を募り,支部をどう作るかにかかっている.日米英語学院では,93年に天王寺校で最初の組合加盟があり,97年に梅田校を中心に28人が組合員になり支部を結成した.日本人の女性スタッフも加入するなど,ほぼ全従業員が加盟のケースであった.支部正式結成までに数度の会議をやり,次第に組合員が増えた.要求は,それまでなかった法定の年休の実現が中心であった.結局,組合結成通知書と要求書を提出した.

年休など労基法=労基署での攻防

ゼネラルユニオンには,組合員かどうかを問わず,毎日平均して10人くらいの方からの相談を受けます.労働問題の中でも,労働基準法について相談が多い.一番多いのは,年次有給休暇【年休】や残業手当がない,解雇や契約更新拒否された,雇用保険がない,などである.

労働相談マニュアル

あなたのご相談と,加盟を心より歓迎致します.問題が,すみやかで納得できる解決が得られるよう,下記の事項をご理解下さい.がんばりましょう. 1―労働相談とユニオン加盟 まず,ゼネラルユニオンの事務所においで下さい.  場所は,大阪地下鉄の谷町線,または,京阪電鉄の,「天満橋」駅で下車,天満橋を渡って,天満橋筋を200mほど直進すると,右手に六甲天満ビルがあります.その2階です.ビルの入り口には「豫苑」という中華料理店の赤い看板があります.

WHY2003年春闘経過

4月末 日米英語学院は交渉の場を無視し、一方的に一部の組合員に小額の昇給を発表した。組合はこの会社のやり方を不誠実団交として、昇給を断った。1998年と同様に会社は組合員講師のグループレッスンをとりあげ始める。 5月12日 組合員講師のスケジュールを一方的に改悪。これは2001年7月21日に締結した労働合意に反する。