今年もサンタクロースがECCに

Dec 22, 2019

これがクリスマスらしいのは事実だ。少なくとも組合員に対しては、組合が喜びと希望とをもたらす機会なのだから。

今回組合員が決定したECCへの要求は以下である。
・消費税増税に対応した2%の賃上げ。
・新規採用者への「雇用上限5年」と、新規カテゴリーの「無期雇用契約社員」に賃上げを認めないルールとの撤廃。
・退職金制度の創設。正社員にはずっと退職金があり、会社は無期雇用契約社員に65歳の定年を強いているのだから、我々のこの要求は当然である。
・「EQ Days」なる制度を止めること。この制度によって、講師は国民の休日にも出勤して休暇の補講を強いられ国民の休日が休日でなくなっている。

組合員は、新しい2020年度の契約に向けての団体交渉が困難に直面する可能性にも既に備えている。ここ数年ECCが財布の紐を固くしていることを経験してきているので、今回はこの期間の分もまとめて獲得することを、とりわけ法改正の下で生まれた新たな「無期雇用契約」の利点を帳消しにしてきているECCの賃上げ拒否の新ルールによって失ってきてた分も併せて取り戻すことを願っている。

最後に一言。2020年、ECCが守銭奴とならないことを希望する。


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