みなさんには労働組合に加入する、資格と権利があります
みなさんの多くはECCの社員ではなく、ECCと事業契約を結んでおられますが、「労働組合法」はみなさんの労働組合に加入する権利を保障しています。プロ野球選手が加入している「選手会」も労働組合です。コンビニやクリーニング店のオーナー達も労働組合を作って親会社と交渉しています。
そしてこの法律は、会社に労働組合と誠実に交渉する義務を課しています。そして、「労働組合員だから」という理由で皆さんに不利益を与えることを禁じています。
一人で会社とかけあってもどうにもならないと思われる要求も、労働組合に加入しそれを労働組合が会社に要求すれば、会社はそれを無視することは許されず、交渉が始まるのです。
ECCには長い歴史を持つ、強く大きい組合があります
ECCにはゼネラルユニオンの支部があります。組合員の多くは非正規の講師達で、長い歴史と実績があります。かつては非正規で1年契約の講師達の「賃上げ」などまずありえない、とされてきました。でも、会社との交渉も含む粘り強い活動を経て、今ではそれが実現されています。
みなさんがECCと結んでおられる事業契約には首を傾げざるをえない内容が見受けられます。例えば、「ホームティーチャーを辞めても2年間は英語を教える仕事をしてなはならない」という条項は、政府の見解に照らしても「職業選択の自由」に反する恐れがあります。
これだけでなく、交渉し改善すべき点は多くありそうです。
組合に加入し、みんなの声と要求をまとめて、一緒に会社と交渉しその実現を目指しましょう。