この要求を掲げて長年が経過し、とりわけ、ゼネラルユニオンが学校を相手取った訴訟に踏み切りそうなことが明らかになって以降、学校側は「非正規を現在のチェックオフのシステムに統合するのは難しい」などと言っていた(「非正規は1年限りだから」等々。ただし、ゼネラルユニオン組合員の多くはここで10年以上働いている)状態から変化し、今は「2018年後からの履行を検討する」としている。
雇用主は、コストなど一切かからないのこうした要求に対して、どうして曖昧な態度を取るのだろうか? そして、組合はどうしてこの要求の実現に強くこだわっているのか?
ゼネラルユニオン組合員がチェックオフから除外されている限り、同志社の各大学をはじめ多くの学校で、ゼネラルユニオンは「部外者」に見える。部外者のように見えれば組合が、とりわけ現存する公認の組合にさえ加入を認められていない同志社の数百人の非正規労働者を組織することは一層困難になる。
同志社は、このチェックオフ・システムによってゼネラルユニオンが広く認知され、そのことによって更に多くの労働者、なかんずく非正規労働者を組織する機会がゼネラルユニオンにもたらされる効果を発揮することを恐れている。
われわれは、この大規模な教育機関でチェックオフを勝ち取ろうとしている。そして、その実現まで諦めることはないのである。訴訟が必要であればわれわれはそうする。そして、チェックオフを求める闘いは更に広がるのだ。
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