English for workers – Lesson 1

12月 12, 2016

「正社員(seishain)」はしばしば”permanent employee”と訳されますが、この言葉は外国人労働者にとってはもっと含みを持った言葉です。もちろん、正社員であってもリストラや解雇の対象となることはありますが、正社員のイメージは簡単にリストラ・解雇されることはなく身分が保障されている、というものです。英語の中にはこうしたニュアンスを持った言葉は全くありません。全ての国というわけではありませんが、いくつかの西側の国々では、”permanent employee”であっても比較的簡単に解雇されるのです。

 

また、この「正社員」という言葉には「大切な従業員」という響きもあり、しばしば他の日本人の労働者と比較しても特に優遇されているということでもあります。多額の退職金はその一例です。これまた西側の国では、こうした退職金のような特別な手当はありません。

 

さて、”tenured”とは何でしょうか? この言葉は、日本語の「専任」と非常に似ています。終身雇用の教師や教授について使われます。ですが、ビジネスの観点からは”permanent employees”とは違います。このtenured”、即ち終身雇用の教師や教授を解雇することは極めて困難あるいは不可能と言えます。これも国によって、また州によって違いがありますが。

 

アメリカではほとんどの場合、大学教授は以下の3種類のいずれかの形で雇用されます。adjunct(非常勤)、1年契約、そして”tenure track”です。

 

“Tenure track”は主にアメリカの大学にあるもので、その教授が終身在職コースにいることを示しています。ゆくゆくは終身雇用となる、そのいわば試用期間中にいるようなものです。

 

ある教授がある大学などで”tenure”-終身雇用になれば、周囲の声や失職を心配することなしに学術研究を行なう自由をはじめ、一定の管理権限や法的権利を手にすることになります。”Tenured” -終身雇用の教師としての地位は、ある意味では「生涯の仕事」とみられるのです。

 

例えば、

Lisa is a tenured professor at New York City University.

Taro just got/made tenure at Waseda!

のように使います。

 

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