バラ色の未来?

8月 4, 2016

この中で安倍首相は、次のように述べている。

「長時間労働を是正します。同一労働同一賃金を実現し、「非正規」という言葉をこの国から一掃します。最低賃金の引上げ、高齢者への就労機会の提供など、課題は山積しています。今回新たに働き方改革担当大臣を設け、加藤一億総活躍大臣にその重責を担っていただきます。加藤大臣のもと、「働き方改革実現会議」を開催し、塩崎厚労大臣と緊密に連携しながら、年度内を目途に「働き方改革」の具体的な実行計画を取りまとめてもらいます。そして、スピード感をもって実行していく考えであります。」

日々労働現場にいる者にとっては、まるで長年の夢が実現するような話である。しかも、2017年3月までに具体的な実行計画をまとめる、と。

組合員の大多数が非正規であり、非正規であるが故の問題にずっと対峙してきた我々には、今は「絵空事」のようにしか聞こえない。だが、本当に額面通りやるのであれば大歓迎である。

注視し続けよう。

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