同志社国際学院の勝利

5月 12, 2016

 

だが、この勝利の一方で、同志社国際学院は組合員の年収を最大20万円削減したのだ。また学校側は、ボーナス増額及び専任(終身雇用)が現在受け取っている諸手当の支給という我々の要求のいずれも拒んでいる。

収入が削減される一方で、組合員は仕事量の増加に直面している。これは、学校が「国際認定」の取得を懸命に目指していることと関係しているものである。こうしたことに抗議して、組合員は新たな契約へのサインを拒否しており、組合は、組合員が終身雇用の扱いを受けるか、あるいは最低そうした人達と同様の諸手当を与えられない限り争議に入る、と圧力を加えている。

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組合員が「順法闘争」に入るか否かは、ひとえに学校側の動きにかかっている。

多くの学校と同様に、教師達は、公式の労働時間外に設定される残業時間、会議に参加した時間等をあらかじめ知らされることなしに働くことを求められる。

組合員は、その他の労働条件に顕著な改善が見られない限り、もうこうしたことは続けない。

現在、ボールは同志社国際学院の側にあるが、学校側が速やかに動きを見せないのであれば、ゼネラルユニオンは裁判に訴え勝利を目指す準備は整っている。我々は、同志社が「国際的な心」で教師を平等に扱うことを願っている。

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