どうしてこんなに短時間で契約がNovaへと移ったのか？　Interacとの契約は通常の契約であって、それが突然、予期せずなくなったのである。確たる証拠のない推測だが、この事態は、Interacが遠藤オリンピック担当大臣に賄賂を渡した疑惑が暴露されたことと多分関係があると思われる。このスキャンダルは、まさにInteracとの契約が更新されようとしていたその時期に、国会とメディアで取り上げられたのだ。

さて、そして現在のNovaでの災難である。Novaに様々な問題があることを示す兆候はあった。この札幌でのALTの配置を実現するために、Novaは必死になって、常勤教師を関西やその他の地域から札幌へと転勤させた。だが、それでも足りなかった。Novaは65名を用意できなかったのだ。

札幌市教育委員会はあきれ果てた。
2016年4月28日、Novaの研修最終日の終了直前に、ALT達は、Novaが札幌市教育委員会から契約を解除されたことを告げられたのだ！
まるで内臓にパンチを食らうようなものだった。

何とか対応できる者もいる。もともといた自宅に帰れば済む者もいれば、他の地域で仕事を得る者もいるだろう。だが、既に北海道に生活基盤を築いている者はどうか？　まさに宙吊り状態である。

教育委員会が責任を取ってこうした人達を直接雇用するのか？　あるいは、また別の派遣会社が引き継ぐのか？　教育計画が1年間停止されるのか？　こうした不始末全体の犠牲者は他にもいることを忘れてはならない。それは学生達であり学校だ。我々は「答」を求める。

何とかしろ！