組合の正式抗議を受けNOVAのマネージャーが謝罪 (2)

Sep 21, 2015

かねてから定評があることだが、NOVAには「教師は生徒との間にいかなる特別な関係を持ってはならない」というまやかしの方針が存在している。しかし、この方針も、教師とスタッフとの関係についてまでは言及していない。

例えそのような関係があったとしても、日本国憲法21条は「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」と謳っており、いかなる会社もこれに反することを言う権利はない。

もめ事の解決をいかに図るかについての研修などの経験はほとんど皆無と思われる、低レベルのマネージャーが関与したことによって、このやっかいな状況はゼネラルユニオンが介入する事態へと至った。マネージャーはこの非難の矛先を向けられた教師に対して私生活の細部に及ぶ尋問を開始し、スタッフとはどのような関係なのかと質問し、二人でデートをしていたのかと聞くに及んだ。

不適切な質問と不適切な行動—-これら全てがこの教師のプライバシーを守る権利の侵害だった。

この件についての事情を聞いた後、ゼネラルユニオンは公式謝罪を求めることを決めた。NOVAは、この件に関する我々の評価を受け容れ、不適切な行動に関して、速やかにマネージャーに公式謝罪させることに合意した。

加えて、NOVAは、この教師と最初にこの教師を非難した生徒との間の問題を解決するための必要な措置を取った。
ゼネラルユニオンはこれらを評価している。

この生徒は、この教師に対して異様な発言を行っていたが、それは明らかに作り話だった。教師は当然のこととして身の危険を感じ、もしまたその学生を学校で見かけたならば警察に連絡する、とNOVAに対して公式に告げた。将来更に大きな問題が起こる恐れがあることをNOVAは理解し、この生徒との契約を直ちに破棄した。
 


もし職場で同じような状況におられる方、あるいは、限度をわきまえない会社の方針や上司によってプライバシーが侵害されているとお感じの方は、個人的で結構ですから、ゼネラルユニオンにご連絡ください。メールアドレスは union(@)generalunion.org です。またはFacebook公式ページでも。https://www.facebook.com/GeneralUnionJP までどうぞ。

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