皆さんのECCニュース 1号

Jul 3, 2015

ECC側の回答はいつものように、「ECCは一律賃上げを行わない」というものでした。これは、日本の法が求める誠実な交渉ではありません。更にECCは、我々に対しECC全体の財政状況を報告することを拒絶し、外語事業部のみの財政状況を報告しました。「外語事業部全体は赤字だが、近畿管区はなんとか黒字だ」、そして「関東管区では長年赤字だが、ここでの事業拡大を目指している」としました。

経営側は全ECC従業員に対し、「従業員に賃金上昇をもたらす事業拡大を願っており、外語事業部の財政状況を悪化させるような危険な事業拡大であってはならない」と語っています。当組合員の大部分は、これは極めて不当な言い分だと考えています。

なぜ5%?

2014年度、ECCは外語事業部の教師達への年次昇給を止め、年一回の一時金支給へ転換しました。これによって、給与は抑えられ、上がることは考えられません。我々はこれにストライキを決行し、要求の半分は取り返すことに成功しました。今年、標準的な生活費用の上昇を踏まえて、我々は賃金の目減りを取り返し前年以上の賃上げを望んでいます。

ECCは、我々の要求が高いと思ったのかも知れませんが、組合員に何らかの自分からの対案を示すことも拒んでいます。

今年をECCにストライキのない年に!

今年組合は、もし6月30日までに問題が公正に解決されない場合には、この日以降にストライキを決行する、と、約2か月前には通知しまた。しかし、会社側の交渉の席での態度に変化はありませんでした。会社側は、我々をほとんど信じていないようです。ストライキ回避を願い、我々は大阪府労働委員会への斡旋申請も行っています。昨年とは違い、ECCがこの第三者による調停の機会を受け容れることを願っています。

変化があればまた報告します。

ゼネラルユニオンは外国人だけのため?

いいえ、まったく違います。

私達にはいつも、ECCにも、日本人の組合員がいます。

私達の組合は、全ての教師、全ての職員に開かれており、皆さんの加入を、あるいは皆さんの個人的な心配事の相談だけでも歓迎します。

私達は、力を合わせることでECCを、更に英会話業界全体をよりよくすることができます。「ECCの外国人教師達は組合に加入したりストライキをやったりする利己的な人間達だ」などと言わせてはなりません。私達が勝ち取る利益はみんなの利益なのです。皆さんの加入を待っています。

組合加入について質問がありましたら、お気軽にメールをお寄せください。

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