労働組合の力を結集して闘いの勝利を

Mar 12, 2015

 

事務局から3月11日の春季大阪総行 動をはじめ、法律家団体呼びかけの労働 法制改悪反対の昼休み街頭情宣、反戦・ 平和課題、反原発など春季の諸行動への 参加呼びかけがなされた。最後に争議組 合を中心とした決意表明およびアピール が行われ、力強い団結ガンバローで締め くくられた。 

ところで、郵政ユニオンの裁判闘争に ついては大阪全労協独自でも2月26日 にエル大阪南館で「労働契約法 20条裁判 を考える学習会」を開催した。報告に当っ たのはNPOゆうせい非正規労働者セン タ-「ゆい」の稲岡次郎さんで、さらに 豊中局と吹田千里局に勤務する原告当該 からのアピールもあった。

あらためてこの裁判を概括すると、一 昨年4月に施行された労働契約法2 0条の 「期間の定めのあることによる不合理な 労働条件の禁止」を活用したもので、郵 政職場で働く 19 万人の非正規労働者の格 差是正にとどまらず、 20 0 0人にも及ぶ非 正規労働者の処遇改善、均等待遇実現に 大きな影響を与える意味がある。そのた めにもけっして負けることのできない闘いになる。 

原告の要求は、①正社員の給与規定、 就業規則を適用される地位にあることを 確認する、②過去2年の給与のうち正社 員に支払われ、期間雇用社員の12名に 支払われていない各種手当てを支払うこ と。ちなみに原告12人のうち西日本は 大阪3人、兵庫4人、広島2人となって いる。この裁判は「勝っても負けても 1 0 年戦争」、長期戦が必至といわれている。 ということで、春闘集会でも学習会でも「支える会」の申し込み用紙が配られた と思うが、資金面での協力も強く要請し たい。なお、次回公判は4月20日。ま た大阪全労協では、この種の非正規職を テーマとした学習会の開催を今後ともに 検討している。

なお、春闘集会での行動提起にもあっ たように3月11日に春季大阪総行動が 行われる。これもユニオンネットワーク 結成以来の恒例行事であり、大阪で誇る べき争議支援行動である。昨年同様に電 通合同のストライキ連帯行動を皮切りに 8組合・8ヶ所の要請・抗議行動が組ま れている。なかでも昼集結の大阪市は問 題満載の役所で、教育合同・ゼネラルユ ニオン・なかまユニオンがそれぞれ、日 の丸・君が代、外国人英語講師雇用、入 れ墨調査に関して要請行動を予定してい る。元気にガンバンベェ~!

From大阪全労協ニュース2015年3月284号

 

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