WHYペッピー・キッズ・クラブへ ”労働基準法 第106条” の遵守を要請

Aug 27, 2012

しかし、ペッピー・キッズ・クラブではこの就業規則を講師の職場であるはずの、教室には置いていません。最近何人かの日本人講師が、この就業規則の閲覧を要望した際には、支社まで出向かなければなりませんでした。その上閲覧に当たっては監督者が同席していました。

法律の意図するところは、従業員がいつでも就業規則を見られるようにする事にあります。講師を勤務時間外に支社に出向かせ、交通費も個人で支払わなければならないような仕組みは法律に反していると言えるのです。そして就業規則を容易に開示しないと言う事は、従業員を軽んじており、その権利を従業員から隠そうとしているのではないでしょうか?

実際に就業規則を閲覧した日本人講師は、退職の際の規則に関して、エリア・マネージャーから普段指導されていたのよりずっと短い事前申請で、有給休暇を取る事が出来る等、それまで知らされていなかった点を見つけたのです。

会社からの回答: 8月6日に行われた会社との交渉で、各従業員に就業規則を配る事、あるいは各教室に就業規則を置く事は可能か、が話し合われました。しかしその後の会社からの回答書によれば、交渉での話し合いに反して、これまで無かった就業規則の英語版は作るが、それも支社にしか置かないと言う事です。これでは今まで通り、支社に行かなければ就業規則を見る事は出来ません。 ここで私たちは、なぜ会社が就業規則を容易に開示しないのか、疑問視するしかないのです。

果たして、1000以上ある教室にコピーを配布するには費用の問題なのか?それとも、講師の皆さんの権利を隠したいのでしょうか? この状況は受け入れ難く、私たちは会社が労働基準法に違反していると考えています。

これを受けて私たちは再び、会社に法律に従うよう要請しました。現在、会社からの早急な回答を期待しているところです。今後もペッピー・キッズ・クラブ・ニュースに注目していて下さい。

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