ストライキ: 大阪外語専門学校

10月 14, 2013

 なにわユニオンは正職員の組合でしたので、その時はストライキに参加しませんでした。2006年以降伊勢理事長の組合軽視、労働協約無視が激しくなり、正職員の就業規則を改悪しました。労働時間が100時間以上増やされました。夏休みも一週間減らされました。そして組合活動に対する妨害がひどくなり、学校内でのビラまきを禁止してきました。

そして賃金の問題です。それまで1ヶ月以上あった夏冬のボーナスは、0.5ヶ月、0.3ヶ月、0.12ヶ月というように減り続けました。そして賃上げはゼロになりました。このような状況が続いています。団体交渉はしていますが、「学校の経営状態が苦しいので、これしか出せません。」「経営に関する財務資料は出せません。」の繰り返しが続いていました。何回も伊勢理事長の出席を求めましたが拒否されています。

今回のストライキはこのような状況で行われました。「定期的な昇給」「最低一ヶ月の夏冬のボーナス」「伊勢理事長の団体交渉への出席」「財務資料の開示」は本当に心の底からの私たちの叫びです。

2013年は、なにわユニオン大阪外語分会にとって記念すべき年となりました。要求が二つの組合で一致し、そして正規も非正規も、教員も総務職員も、女性も男性も、全てが組合に参加し、ストライキを7月11日と10月10日の2回も打つことができました。

感動です。10月10日のストライキは、大阪外語の両ユニオンの全ての組合員が参加し、多くの支援の組合員が集まり、大阪外語の前でシュプレヒコールや「団結がんばろう」を三唱。ユニオンの力強さを見せつけ、東京にいる伊勢理事長にきっと届いたと思います。闘いはこれからです。

ゼネラルユニオンの組合員の皆さん、ありがとう。支援の皆さん、ありがとう。これからも一緒に粘り強く闘いましょう。

なにわユニオン大阪外語分会 分会長 加藤憲司

 

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