これは、最近の「水面下の静かなアプローチ」で勝利した一例です。 組合員はユニオンと協力して、社会保険加入を勝ち取り、労働条件を大幅に改善することができました。
この小さい会社では、勝利できる条件が完璧にそろっていました − 組合事務所とすでにいつも連絡をとりあっている組合員数名、会社側も、すでに平均以上の賃金を支払っており、ユニオンとも以前から接触がありました。
まず、最初の計画は、組合員本人に、社会保険加入の要請の仕方を教えることでした。この会社では、 以前、このアプローチが功を奏したこともありましたが、現在の経済情勢では、今回はうまくいきませんでした。
そこで、次の段階として、通常は、団体交渉申入れということになるのですが、ここでは、組合員、ユニオン、会社が常時連絡をとりあっている状況があったので、違ったアプローチをとってみました。
ユニオンが会社側と以前から関係を保ってきたことを利用し、会社の社長と穏便に話し合いをもち、その場で、社会保険についてはどうするのか、尋ねてみることができました。2、3日後、会社は組合員に対して、加入手続きを開始しました。問題解決です!
あなたが組合員であるなら、あるいは、加入しようか迷っているようでしたら、常に連絡を取り合っていることが大切です。そうすれば、いっしょにあなたの職場に適した計画を立てることができます。話し合いましょう!