今後の手続きとしては、裁判所＝管財人から証明書が交付されるのを待つことになります。これから管財人の方で、申請書【証明書】を作成し、数ヶ月後をメドに、全従業員に送付されます。皆がそれを「事業団」に送れば、遅くても１か月以内に振込まれる見通しです。 今後の進捗は、詳細がわかりしだい、このホームページに掲載します。

また、立替払いのために必要な書類が，管財人から送付される際に、住所が変更になっていると、届きません。住所変更になる場合は，「氏名，職員番号，ブランチ，旧住所，新住所，Email, 電話番号」を 【ジオス本社が閉鎖しても】ゼネラルユニオンに、メールしておくと安心です。 IF YOU ARE A TEACHER AND YOU ARE LEAVING OR MOVING, please send Name, Employee Number, Branch, Old Address, New Address, Email, Telephone by fax or post to: Attention to Jinjii, the Office of the Trustees in Bankruptcy, Bankrupt Company Corporation,

(2) 雇用保険は，「自己都合退職」だと，失業給付が3か月間待機させらます．しかし、「２か月連続遅配」や「退職勧奨＝肩たたき」などが、「会社都合」とされます。また、今回「倒産」という条件が加わりますと、今後の退職はすべて「会社都合」となり、１週間のみの待機期間でＯＫです。 「離職票」が発行されない状況の場合でも，給与明細書などを持参し、職安に作ってもらうこともできますが、遅れることも考えられますが、急いで、本社、以降は裁判所の保全管理人に請求しましょう。

(3) 外国人講師の方で，<u>ＶＩＳＡの期限がすぐの方は，２か月前から更新手続きができますので、急いで下さい。また今の内に，新しい仕事を見つけて下さい。また、間に合わない場合には、入管に行き，暫定的な滞在延長許可をもらい、職探しをする方法もあります。ゼネラルユニオンの上申をうけ、法務省もＮＯＶＡの際も、「できる限り柔軟に発給をする」との確約を得ました。

(4) 雇用保険・社会保険などの書類や権利を，再確認して下さい．未だ加入していない方は，今からでも急いで，「確認請求」で，遡及加入する方法もあります．解雇や退職で、国民健保に移行しようとした場合．社会保険未加入の人が，国民健保に加入する場合，過去２年間の保険料を請求してくる自治体もあります。他社に就職した場合は社会保険加入となり、過去のさかのぼり分は請求されません。

(5) ユニオンへの加入：ゼネラルユニオンでは、倒産に関しては、ユニオンのメンバーであるかどうかに関わらず、同じように情報を提供していますが、希望される方は、ゼネラルユニオンのホームページに、貴方のメールアドレスを登録しておいて下さい。【ゼネラルユニオンは、外国人講師や日本人スタッフだけの労働組合ではありません。英会話業界他社や大学・高校・ＡＬＴや、他のあらゆる業種への転職後も、ひきつづき組合加入を続けることもできます】 ——————————————————————————-

生徒の皆さんへ

(1) レッスン途上の生徒さんの途中解約の場合，最高裁判決で、業界も「購入当時の価格により計算」に同意させられました．よって正当な返金額の計算が実現していましたが、不当にも、実際の返金行為を遅延させてきました。このまま、返金されていない場合、ジオス本社の方から、ローン会社に、「返金できていない」と通報する義務があり、ローン会社は、生徒さんに「返済の請求をしてはいけない」ことになっています。

＜経済産業省も、NOVAの際、受講生のローンの請求、銀行口座からの引き落としを停止するように通達を出しました。大手銀行に問い合わせたところ「自動引き落としがジオス関連かどうかは分からないので、お客様が自分で停止手続きをしなければ、引き落としになる」との回答でした。ご自分で銀行へ行って口座をとめる必要がある方はかなり多いと思われます。通達前にローン会社が銀行へ請求してしまっているような場合です。個々の銀行とご相談ください。

(2)レッスン料返済で，ローンを抱えている方は，今すぐ，ローンの返済を停止してください．

　口座をお持ちの銀行で引き落とし停止の手続きをとってください。経済産業省が引き落としをしないように、受講生のローンに関して通達を出していますが、実際にローン会社に問い合わせた生徒さんの中で、すでに請求済みのものがあり、自分で銀行へ行って停止してほしいと言われた方がいらっしゃいます。 一度支払ったものを後で取り返すことは出来ませんが、どさくさまぎれに、不当に引き落とされたケースについては、払戻すことになっています。

未使用レッスン料は一般債権。でも返還ー分配は極めて困難。

(3)倒産以降で，生徒さんは、使い切れなかったチケットの所有者として「一般債権者」となります。しかし、教職員の未払賃金も、生徒さんの解約返金も、会社名義の資産がほとんどなくなっていることから、返還や分配は極めて困難だと見られています。ゼネラルユニオンは、ジオス楠会長の個人資産や海外資産も、公表＝提供すべきと考え、調査を開始しようと考えています。解約手続きが終わって，返金待ちである場合も同様に一般債権になり、返還は難しいといえます．地裁や会社主催の債権者説明会を、ゼネラルユニオンとしても、その要求していきます。

(4)同業の英会話全国大手他社において，倒産で使えなくなったチケットによる，「救済レッスン」を，これまでのケースでは実現してきました．今回でも、労組として、安全性の高い全国大手の、ＥＣＣやイーオンなどの各社や、「全外協」の業界団体に「消費者・教職員の救済」の要請していきます。 ——————————————————————————-