お詫びとお知らせ この度は、当学院の講師によるストライキのため授業を中断してしまうことになり、大変ご迷惑をおかけいたしました。申し訳ございません。 梅田校専任の内、4名の講師がゼネラルユニオンという組合に加盟しており、春闘と言う名のもとに一律ベースアップの交渉をしていたのですが、単に勤続年数が長いから、もしくは組合員だからという理由での昇給を認めることはできません。当学院では、講師は平等に6ヵ月毎の講師評価により昇給の決定をしています。講師という立場を理解し、会社の規則に従ってもらえるよう話し合いを続けておりますが、今回のような実力行使になり、生徒の皆様方にご迷惑をおかけした事を深くお詫びいたします。組合員の4名以外の外国人もしくは日本人講師においては、本来の職責に対して責任を持って取り組み、より学習効果を上げるために日々努力をしてもらっています。上記4名に対しては、このような実力行使をするからといって、何の根拠もなく要求に応じていくわけにはいかないと言うのが実情です。ただ、理由はどうであれ、このような問題で生徒の皆様にご迷惑をかけることは、できるだけ避けていかねばならないと思っております。授業がストライキにかかったクラスについては、別途希望をお伺いして4人以外の講師のクラスヘの変更、もしくは振り替えをさせて頂きますのでスタッフまでお申出下さい。なお、ご希望がございましたら、詳細に関して個別にご説明させて頂きます。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんが、問題解決に向けて今後もいっそうの努力をしていきますので、よろしくご理解ご協力をお願い致します。 日米英語学院 梅田校
この文書をもらった生徒さんは多いと思いますが、内容の一部は事実ではなく組合に対する誹謗中傷です。 会社は「ただ単に勤続年数が長いから」と言っていますが、組合員の中には12年間も昇給がない講師がいます。(2003年4月上旬のビラ配布時)また10年間以上働いている講師が3人、5年以上の講師が4人います。これだけ長いこと働いていると言うことは優秀であるという証であります。この会社は講師を解雇をすることをためらわない会社であり、もし優秀な講師でなければ10年間も解雇されずに働けないはずです。
ですから、私達は昇給が過去にほとんどないこと、私達が昇給に値する講師だと思い賃上げを要求しています。 会社は「当学院では講師は平等に6ヶ月毎の講師評価により昇給の決定をしています」と言っていますが、この昇給制度は今年になって初めて実行されました。つまり私達の一番古い組合員が知っている限り、14年間この学校には昇給制度、査定制度がなかったわけです。
しかもこの制度を導入した背景には、昨年私達が昇給を要求したことがあります。急遽昇給制度をつくり一方的に導入したのは、私達の要求をかわすためであると思っています。しかし、この昇給制度は名ばかりのもので、フタをあけてみると昇給を得た組合員は全くいませんでした。
つまり、日米英語学院は私達を昇給に値しない講師だと評価したわけです。このような昇給制度を指して、「当学院では講師は平等に6ヶ月毎の講師評価により昇給の決定をしています」と言える学院の神経を疑います。
また会社は「組合員の4名以外の外国人もしくは日本人講師においては、本来の職責に対して責任を持って取り組み、より学習効果を上げるために日々努力をしてもらっています。」と言っていますが、これはどういうことでしょう? 組合員以外の従業員をどうこう言うつもりはありません、しかし、この文書からすると、私達組合員講師は責任を持って仕事に取り組んでおらず、努力をしてないと言うことになります。これはまさに組合に対する誹謗中傷です。会社の言っていることが本当であれば、会社は責任を持たない、努力をしない講師を雇用し、長い事雇い続けたことになります。これこそ、経営者としての職責を果たしていないことになります。 日米英語学院のホームページに組合員講師が紹介されているのを知っていますか。彼の写真に下に次のように書いてあります。「丁寧にきっちりと一人一人に対して教えてくれると評判のPaul先生。講師歴13年と大ベテランなので日本人の特製やかかえている問題点・弱点などもきっちり把握してくれています。どんなレベル・目的の方にも対応できます。」しかし、会社の導入した昇給制度では、彼は昇給はありませんでした。おかしな話です。