Month: December 2019

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労組周辺動向 No.77 2019年12月27日現在

労働組合に関係がある法律をめぐる動きや裁判での判決、闘い、国内外の統計や情報など、現在と今後の組合活動にとって直接・間接に必要、有益と思われる情報を掲載します。 隔週発行です。 今号の最注目記事は3-(3)。「副業・兼業推進」の名の下に「複数の会社で高齢まで働き続けざるを得ない」仕組みの構築が各方面で進んでいる。こうした動きに対抗して労働者の暮らしの改善も目指す筈の労働組合の組織率は依然長期低落の流れのままである。労働組合自身が「役立つ」ことを示せば当然労働者はこれに加わり組織率は高まる。こうする以外に道はない。

今年もサンタクロースがECCに

2019年12月15日、ゼネラルユニオン所属のECC組合員(西日本と東海地区)と東京労組所属のECC組合員(関東地区)とは合同支部会議を拓き、2020年度に向けての要求を討議、決定した。 次年度に向けての要求は通常この時期に会社に提出されるもので、我々が会社に12月23日の週に要求を送ったことを連絡すると、会社側は「恒例の組合からのクリスマスプレセントですね」と冗談を返すのである。そういうことで、読者の方々にはキッチュなイメージをこの記事に使うことをご容赦頂きたい。

労組周辺動向 No.76 2019年12月13日現在

労働組合に関係がある法律をめぐる動きや裁判での判決、闘い、国内外の統計や情報など、現在と今後の組合活動にとって直接・間接に必要、有益と思われる情報を掲載します。 隔週発行です。 今号の最注目記事は2-(7)。昨年から進んでいる「全日本建設運輸連帯労働組合関西地区生コン支部」の合法的な組合活動に対する異様な弾圧に対する抗議と反撃とが広がりを見せている。ここで取り上げている日本労働法学会有志にが発表した抗議声明は、この事件の全体像をくっきりと浮かび上がらせるものである。読んで実情をつかみ、抗議と支援の声と動きを広げよう。全ての労働者、労働組合ににとって「他人事」ではない。