Month: November 2019

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労組周辺動向 No.75 2019年11月29日現在

労働組合に関係がある法律をめぐる動きや裁判での判決、闘い、国内外の統計や情報など、現在と今後の組合活動にとって直接・間接に必要、有益と思われる情報を掲載します。 隔週発行です。 今号の最注目記事は1-(3)と3-(3)。社会保険の加入要件である企業規模が「4年かけて2段階で従業員数51人」へと緩和される様相となってきた。我々の経験では「社会保険加入逃れ」を執拗に追及し、恥も外聞もなく驚く程の「創造性」を発揮する経営者は少なくない。安心はできない。

セミナー「非正規教育労働者の権利を学ぼう」が動画(英語)で公開に

今年7月以降、ゼネラルユニオンは全国一般教育関連グループの組合と協力してセミナー「非正規教育労働者の権利を学ぼう」を全国各地で開催してきました(7月に福岡、9月に愛知、10月に岡山と東京、11月に大阪)。 このセミナーが動画で公開されました。労働基準法、社会保険、無期雇用契約への転換、組合作りの権利の4つのテーマ全部がYouTubeで閲覧・ダウンロード可能です。動画は英語のみですが、セミナーの素材であるマニュアルは英日二か国語で作成されています。

労組周辺動向 No.74 2019年11月15日現在

労働組合に関係がある法律をめぐる動きや裁判での判決、闘い、国内外の統計や情報など、現在と今後の組合活動にとって直接・間接に必要、有益と思われる情報を掲載します。 隔週発行です。 今号の最注目記事は2-(1)。2020年4月1日に全国の地方自治体で始まる「会計年度任用職員」制度について不安や批判の声が上がっています。

学校法人椙山女学園との闘いを振り返る

2019年9月20日、愛知県にある学校法人椙山女学園とゼネラルユニオンとの闘いが一応の解決に至った。「一応の」と言うのは、組合員が2020年春から職場に復帰し、従ってここでの労使関係は継続し、我々が望むことではないが何らかの問題がまた起こる可能性が否定できないからである。解決に当たって交わされた労働協約にあるように、椙山女学園はゼネラルユニオン組合員について「労働契約法、労働組合法をはじめとする関連法規を遵守しこれらの法規に従って適切に処遇する」と約束した。問題の発端から2年以上を経ての一応の解決だった。

交渉は続く:2019年対政府交渉の報告

2019年11月11日、衆議院第一議員会館で、阿部知子衆議院議員の協力のもとで全国一般全国協議会の教育関連グループ(全国一般東京南部、ゼネラルユニオン、福岡ゼネラルユニオン)を中心とする労働組合と文部科学省、厚生労働省、総務省、文化庁との交渉が3時間にわたり開かれた。会議は、教育関連グループ提出の「要請書」と同グループ作成の「2019年ALT調査報告」を基礎に、組合側から既に提出されている質問に対してそれぞれ所管の省庁からの出席者が答えるところから始まった。

労組周辺動向 No.73 2019年11月1日現在

労働組合に関係がある法律をめぐる動きや裁判での判決、闘い、国内外の統計や情報など、現在と今後の組合活動にとって直接・間接に必要、有益と思われる情報を掲載します。 隔週発行です。 今号の最注目記事は1-(7)。絶えない企業の厚生年金の「加入逃れ」に対して厚生労働省が日本年金機構の権限を強化し、強制立ち入り検査を可能にしてその対策を始めるという。権限が強化されても、それが行使されなければ無意味。観念して法を遵守する企業数が具体的に増えるかどうか、要注目。