Month: December 2017

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大阪労働局が「無期逃れの雇止めとクーリングは違法」との通告書を学校法人樟蔭学園に交付

ゼネラルユニオン樟蔭学園支部が労働契約法18・19条違反を摘発 東大阪市にある学校法人樟蔭学園は、無期義務回避のために契約期間6年目直前の一斉雇止めや半年間のクーリング(義務的離職)を強制してきている。一時離職に同意しなかった講師に対する2017年度末の雇止め通告も続いている。ゼネラルユニオンからは同法人へのこうした脱法行為の撤回要求と団交申入れが行なわれたが、「来年度の雇用の議題では団交は応じない」などの労働組合法違反=不当労働行為さえ連発されてきた。

解雇? だったら30日以上前の予告または30日分以上の手当

我々がこの問題について取り上げることはあまりない。というのは、ゼネラルユニオンと向き合うことになった経営者の大部分は、労働者を解雇したい場合には(法的に問題がない解雇であっても)解雇を30日以上前に予告するか、または給与の30日分以上の手当を支払わねばならないことをもう知っているからである。 だが、このことを指摘しなければならない事態が先日発生したことからすると、我々はこの法律についてもう少し頻繁に組合員に周知することが必要なのかも知れない。