Month: June 2017

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また高槻市の不当労働行為が認定される

2017年6月13日、大阪府労働委員会は高槻市長に対して、組合に対して不当労働行為の謝罪と再発防止を約束する文書の手交を命じる救済命令書を交付した。 申し立ての一部は「証拠不十分」として棄却されたが、高槻市が長年に渡って法を逸脱してAET及びAETスーパーバイザーを無権利状態の中に置いてきたこと、そして、そうした状態が、AET及びAETスーパーバイザーの労働組合加入と市への改善要求、各行政機関への訴えを通じて次々に暴露され、その合法的権利が各行政機関において次々に確認されて行く経過が事実認定された。 そして、10年以上献身的に英語指導に当たってきたスーパーバイザーを突然雇い止めにしたことは、労働組合への嫌悪によるもの以外ではない、として、この雇い止めを「合理性がない」と断罪し、不当労働行為と認定し、謝罪と再発防止を約束する文書の手交を命じたのである。

労組周辺動向 No.11 2017年6月16日現在

1. 2016年の出生数が初の100万人割れ 出生率は1.44で2年ぶり微減 2016年に国内で生まれた日本人の子どもの数は97万6979人で、年間の出生数で初めて100万人の大台を割り込んだ。厚生労働省が2日発表した人口動態統計でわかった。合計特殊出生率は1.44で、前年を0.01ポイント下回った。前年より下がるのは2年ぶり。人口維持に必要とされる2.07に遠く及ばず、人口減に歯止めがかからない。 合計特殊出生率は1人の女性が生涯に産むと見込まれる子どもの数で、その年の15~49歳の女性が産んだ子どもの数を元に計算される。過去最低だった2005年の1.26を底に2013年までは緩やかな回復が続いたが、2014年以降は一進一退で足踏みした状態になっている。母親の年代別では35~44歳で微増したが、34歳以下の世代はすべて低下した。

組合員が声を上げ、関西外大当局は引き下がった

2017年3月2日、関西外大の招聘教員達は上司から連絡を受け、追加の授業をやるように言われた。この大学は慢性的に教師不足だったので、誰も驚きはしなかった。 しかし、これまでの経験から学期毎に1~3人の教員が急に辞めることは予想できるのだが、大学はこれに何の対策も取ってはいないのだ。毎学期、教員達は一様に息をひそめて、追加授業が自分達のところに回ってこないように願うのである。 だが、今期はゼネラルユニオンの関与によってこれまでとは違う展開となった。

「要するに、高槻市はAETとの法的関係をどう考えているのですか?」―裁判長は質問した……

問題の経過を簡単に確認しておこう。 2015年3月、高槻市はAET達がゼネラルユニオンに加盟したことへの報復として、市議会本会議で檀上からゼネラルユニオンを中傷し、組合員を小学校の卒業式から締め出した。ゼネラルユニオンはこれらを不当労働行為として大阪府労働委員会に訴えた。 当然にも、2016年10月に我々は勝利し、大阪府労働委員会はこれらを不当労働行為と認定し、高槻市長に対してゼネラルユニオンへの謝罪文の手交を命じた。 だが高槻市は「この命令は間違っている」と言い、この命令の取り消しを求めて、大阪府を裁判に訴えた。

労働基準法と労働組合法―その違いは?

太郎さんは小さな英会話学校で、常勤として週40時間働いています。ある日彼は、日曜日の午後に行われる「夏のバーベキュー大会」に参加するように言われました。経営者は太郎さんに、招待している生徒達と同じように参加費を払うように求めました。太郎さんが、いくらかの給与は払われるのかと尋ねると、経営者は「あなたは常勤なのだから参加することが必要だ」と答えました。一週間目いっぱい教師として働いた上に、太郎さんはこのイベントに参加しなければなりませんでした。代休もありませんでした。

アミティが突如フィリピンから教師を集めている。なぜ?

上司の言葉をゴスペルのように従順に受け入れる教師を集めることが難しくなってきたのか? ゼネラルユニオンは、日本で多様な教師を雇うという考えを歓迎する。それによって生徒達は豊富な経験を積むからだ。だが、今回のフィリピンからの教師集めの真の動機は不明である。 アミティでは、残業代の支払いを求める教師の数はますます増加している。そして、こうした教師達は、会社が準備する住居について有難く思ってはいない。会社側は常日頃教師達に対し、「会社が用意した住まいから出ることはできない」と言っている。これは全く違う。みんな住みたいところに住む権利があり、引っ越せば今の住まいの家賃を払い続ける必要もなくなる。

Joytalk:ある訓話

"Joytalk"という名は、難儀なことが多い会社としてゼネラルユニオンにはよく知られている。いつでも"Joy"という語と"talk"という語とを同じ文の中で見つけると、我々は「誰かが困っているサイン」であると捉えるのが通常なのである。 我々はこれまで、「違法な契約条項(パート1)」 や「台風10号と危険にさらされた教師達」などの記事でこの会社について取り上げてきた。 今回はまた別の訓話を取り上げる。ここでは、出入国管理法をないがしろにする悪人達をこれまでより厳しく非難することになる。