ゼネラルユニオンが2022年度に向けて「コマ削減反対キャンペーン」を開始
ゼネラルユニオンは2011年以降毎年、大学に勤務する組合員の次年度のコマの削減を防ぐための活動を行なっている。
コマ削減を防ぐには、コマが減るのを待つことなく先んじて行動することが大切だと確信するからである。ます組合員を対象にアンケートを行ない、来年度のコマの削減に反対する組合の要求の確認と併せて、各組合員はどの大学に組合員であることを宣言したいかを確認している。ほとんどの大学のこの取り込みへの対応は前向きで組合員のコマを削減を行なってきていない。
以下が一例で、2021年度に向けた2020年度の取り組みとその結果の概要である。
要求書の送付先:37大学(125名の組合員の仕事)
コマ削減なし:34大学(118名の組合員の仕事)
コマ削減あり:3大学(6名の組合員の仕事)
以上の事実は、大学に「我々のコマに触るな」と一斉に言うことが効果的であることを物語っている。
我々は、今年は組合員員以外の方にも参加して頂き、一緒に「我々のコマに触るな」と声をそろえて大学に伝えるキャンペーンを行なうことにしている。
あなたの友達にも連絡し、大学教師の雇用の保障に関する要求をまとめた新しいキャンペーン・リーフレットを送ってみてはどうだろう。
6月30日までに https://generalunion.org/joinから組合に加入して頂き、あなたも大学への要求に加わって頂くことを我々は願っている
我々のこのキャンペーンにはまた、以下の目的もある。
- 一人でも多くの大学教師が無期雇用契約の権利について知り、申請することでこの権利を行使できるようにする。
- 契約更新の制限(例:大阪国際大学)、10年特例の適用(例:京都橘大学)、またはその両方(例:同志社大学・同志社女子大学)によって、無期雇用契約の申請を妨害してている大学を探し出し、雇用を不安定化させるこれらの措置をやめるように直接要求する
我々は協力すれば、大学での雇用保障、特に非常勤の雇用保障に大きな影響を与えることができる。そのためには、あなたが自分の大学に「我々のコマに触るな」と正面からに言うことが必要である。立ち上がること、キャンペーンに参加すること、組合員であることを通告すること、これら全てが、あなたが自分自身と同僚の雇用保障について真剣に考えていることを大学当局に知らせるための方法なのだ。